地理は桃鉄で覚えました
桃鉄で学べることはとても多い
桃鉄というのは、「桃太郎電鉄」というゲームの愛称です。
子どもの頃に桃鉄で遊んだという人は結構いるんじゃないでしょうか。
1988年の発売以来多くの人に愛されてきた桃鉄ですが、実はこのゲーム、教育にも活用されるようになりました!
この話を聞くと、そうそう桃鉄は地理の勉強になるからね、と過去を思い出した人もいると思います。
実はこのほど、桃鉄の教育版が発売されることになり、教育機関向けに無償で提供されることになったのです。
今は学校の授業でパソコンを操作するのが必須になってきましたし、生徒向けにパソコンやタブレットが支給されるようにもなりました。
この授業の一環で、桃太郎電鉄の教育機関向けアプリがリリースされるようになったということです。
教育機関向けなので、ゲーム的要素は入っていないんじゃないか、と思うかもしれないのですが、しっかりゲームの要素も入っていて楽しみながら勉強ができるようになっています。
こんなゲーム自分が子どもの時に出ていたら、成績ももっと良かったかもしれない!そんな声も聞こえてきそうです。
桃鉄で学べるのは、日本各地の地理だけでなく、産業に関する情報も学べるようになっています。
社会の授業で日本の名産品や産業について学ぶ時間がありますが、これがゲームで学べてしまうというので、子どもたちには大人気なのだとか。
しかもそれぞれの土地に到着すると土地のデータが表示され、写真などで各地域の説明が表れるようになっています。
行ったことがない場所でもどんなところなのかがわかる仕組みになっているので、よくできたゲームなのです。
桃鉄といえば貧乏神が何かと邪魔をしてくるのですが、教育バージョンには貧乏神は残念ながら登場しません。
これは教育への配慮なのだとか。
やっぱり、何かを妨害するというのは教育上よくないということなのでしょう。
でも、この要素が省かれたからといって、つまらない内容ではありません。
子どもが楽しみながら学んでいる
子どもたちはパソコンで桃鉄をプレイしながら地理について学び、史跡などについても学べるようになっています。
実際に桃鉄で勉強している子どもたちは、とても楽しく学べるのでこの授業が大好き、と口々に答えるのだとか。
なんとも羨ましい話ですが、子どもたちには一生懸命桃鉄で社会を学んで、将来有望な大人になってほしいものです。
ちなみにゲームといえば攻略本ですが、桃鉄教育機関向けバージョンにも、攻略本が用意されています。
地理や歴史、お金や経済についてクリアしなければいけないステージの攻略方法が載っているので、ゲームと合わせて攻略本で勉強ができるようにもなっています。
これなら子どもたちも楽しく勉強ができそうです。