おしゃぶりの卒業タイミングとやめさせるポイント
おしゃぶりがとれないことを気にする親御さんも多い
寝るとき、ぐずっているとき、おしゃぶりがないとどうにもならないというお子さんも少なくありませんね。
最近のおしゃぶりはよくできていて、かわいいものもありますし、メリットもあり、おしゃぶりはよくないということもありません。
でも長く利用していることで歯並びに影響したり、依存しすぎたり、デメリットもあるのです。
お子さんのおしゃぶり卒業の時期など、考えてみましょう。
おしゃぶりの効果とデメリット
おしゃぶりは寝かしつけるときに楽ですし、おしゃぶりがあることでお子さんが安心してくれるので、いつも一緒に過ごしているママにとっても安心材料です。
口におしゃぶりが入っていることで、口呼吸ではなく鼻呼吸がうまくなることもメリットでしょう。
大好きなママのおっぱい、ミルクを飲んでいるときやおしゃぶりを吸ったり、指を吸うなどの行動は、赤ちゃんが安心できる行動なので、おしゃぶりを使うことで、リラックス状態でいられることも事実です。
ママが用事があっておばあちゃんに預けるときも、おしゃぶりをしている子はすんなり預けられるともいわれるので、その点もメリットでしょう。
しかし、歯並びが悪くなること、依存して卒業させるのが難しいことがデメリットです.
歯並びについては、歯が生え始める前に卒業していれば問題ないといわれていますが、おしゃぶりを卒業させるのが難しいのです。
中にはおしゃぶりを隠してらすぐに必要なくなったという子もいますが、苦戦する子はかなり苦戦します。
おしゃぶりの卒業時期は1歳と考えよう
いきなりおしゃぶりを取ってしまうと、おしゃぶりの依存度が高い赤ちゃんほど不安定になります。
一度とってみてすごい勢いで泣いたり、探しまったりする場合、一気になくすのではなく、寝るとき、外出するときだけにするなど約束事を作って、おしゃぶりから遠ざかる時間を作るといいでしょう。
基本的には歯が生え始める1歳になったら、卒業を考えます。
ねんねと外出のときだけ、と決めたら泣きわめいても何をしても、あげないようにします。
泣いたらくれると思ってしまうと余計に卒業が遠くなってしまうのです。
おしゃぶりが欲しいと泣いたら抱っこして、散歩するとか一緒に絵本を読むなど、安心できる時間を作ってあげるといいでしょう。
気が付いたら必要なくなっていた子も
おしゃぶりはママやパパが協力し合ってやめさせるものというイメージがありますが、実は自分から利用しなくなる子もいます。
だんだんとおしゃぶりが放置されるようになったなと思っていたら、その後、使わなくなっていく子、またある日突然使わなくなる子もいますよ。
他に強い興味を持つものが出てきたり、寝るときでも、近くにパパやママがいることを理解し、おしゃぶりがなくても心が不安にならなくなると、自然と自らおしゃぶりを卒業していくのです。
どうしてもやめられない子は、おしゃぶりの先をカットして、いつもとは違う状態にしておきます。
吸ってもいつもと違うと感じて、必要なくなる子も出てくるでしょう。