親子で釣りへ
子どもの釣りデビューに適した年齢とは?
「釣りは○歳になってから」という決まりはありませんから、本人がやりたいと思ったらそれが何歳でも大丈夫です。
ただ、子どもが小さいうちは自分から釣りをやりたいと言い出すこともないですので、子どもと一緒に釣りをしたい親御さんが促す必要があります。
その場合でも、あまり幼すぎると子ども自身わけがわからないので、釣りや魚に興味を抱けるぐらいの年齢になるのを待った方が良いでしょうね。
実際は個人差があるので何歳とは言い切れませんが、5歳ぐらいが釣りデビューにちょうどいいのではないでしょうか。
5歳にもなれば、たいていの子どもは子ども用の竿なら自分で握れるようになります。
逆に言うと、自分で竿を握れないうちにやらせるのは時期尚早ですね。
子どもにとって初めての釣り場
子どもの釣りデビューが決まったら、次に考えたいのがどこで釣りをするかです。
もちろんいきなり危険な場所は無理ですから、足場が整えられた安全な場所から選ぶ必要があります。
親がしっかり気をつけていれば基本的には大丈夫ですが、安全を期すならば釣り堀がいいのではないでしょうか。
釣り堀なら足場がしっかり管理されていますし、万一落ちたとしても海や川のように流される心配がありません。
安全とはいえ少しは危険も伴う釣りですので、最初は釣り堀を選んで、釣り自体に慣れることを目的に始めた方がよいでしょうね。
あと、釣り堀なら小さな子どもでも釣りやすいというメリットがあります。
初めての釣りでいきなり魚を釣り上げるのは簡単なことではありません。
釣り堀ならタイミングさえ合わせれば初心者でも釣れるので、子どもに釣りの楽しさを体験させるのに最高のスポットです。
それに、釣り堀なら道具を一通り貸してくれるので、手ぶらで行っても楽しめます。
釣り堀で釣りの楽しさを知って、子ども自身がもっとやりたいと思うようになったら、川や海などで釣りデビューするのがよいでしょう。
そのときに改めて釣り竿など道具一式をそろえたらいいのではないでしょうか。
メリットが満載の親子での釣り
釣りは親子で楽しめるアウトドアレジャーです。
また、子どもに生き物に興味を持ってもらうきっかけにもなります。
実際に泳ぐ魚を釣り上げて、それを調理して食べるという体験ができるので、命をいただくことの何たるかを学べるというのもメリットです。
小さいうちから自分で釣った魚を食べる体験をしていれば、魚嫌いの大人になる心配もありませんね。
なにより親子で一緒に楽しめるのが釣りの大きなメリットです。
道具を一緒に運んだり、針に苦労して餌をつけたり、魚がかかるまでじっと待ったり、1匹の魚を釣り上げるまでは親子での共同作業がたくさんあります。
実際に釣れようが釣れまいが、そういう親子での体験が子どもにとって財産になるのではないでしょうか。